標準的に

年末のある日いきなりソレはきた。

 

自分でも謎の博多華丸・大吉ブームである。

 

同居人が大のお笑い好きで、さんまさんの出る番組とアメトーークを録画してみるので一緒にみるようになって4年ほど経ちますが、本当に謎のタイミングで華大がきました。2年前はおふたりの芸名とお顔立ちが一致せず、あべこべに覚えていたのに……

完璧に覚えた今でも華丸さんのが「大吉」感つよいとは思っていますけど。大吉さんのほうが「華」だとは思っていますけど。

 

彼らのおかげでアメトーーク!のDVDをレンタルするという初めての体験をしました。邦画の棚にさえいかないのにお笑いの棚!新鮮!

見たのは「博多華丸・大吉芸人」と「愛方大好き芸人2」のやつ。華大芸人のやつは、もうちょっと寝かせて2014年まで待つともっとよかったんかなと思いました。とはいえ私の感覚で華大さんがすごく出てきたのってここ最近のことだと思っていたので、2011年の段階で芸人さんからそこまで愛されていたのかとわかってびっくりです。

 

好きになったらめちゃくちゃググるのが私のすごいところで、1週間ほどの短期間ですごくいろんなことを調べたんだけど、そりゃあ人気でるよなあと思うしかない普通の努力をたくさんたくさん重ねた結果が今なんだろなと思います。加えてキャラがかわいいおじさんと顔がかわいいおじさんですよね、そりゃみんな大好きですよね。

ミドルエイジで福岡から出てきて、若手と同じ仕事をする「年取った若手」というちょっとユニークなポジションからのスタートは、なかなか簡単なものじゃなかったとおもいます。おそらくプライドを何万回もべっこべこにされて、それでもビジョンをしっかり持って続けていたら時代の方が彼らに追いついた。そんなかんじがします。

 

興味があるのは俄然大吉さんのほうです。とてもスマートで立ち回りも上手なんだけど、元があまり器用じゃないというか、テレビ向きじゃないんだろなってのが伝わってきてなんとも言えない気持ちになります。華丸さんは根明というか性格がとにかく愛されるからどこでもやっていけそうで、見ていて元気になります。

おふたりはおそらく一般的なヒエラルキーではぜんっぜん上のほうにいると思うのだけど、わざと自分たちを低めに設定しているのが職人だなと思います。真にお笑い芸人を全うしているというか。そこまでへりくだる必要ないのに、ってところまで下げちゃう。

 

2人の活躍を追ううちに見えてくるお笑い芸人という職業にかんしては、ぜんぜん好きにはなれないんですが、日本人でここまで「ええわ…」て思える人になかなか出会えないので、好きになれてよかったなと思います。

ほんとに。日本人の男の人でグッとくる確率がとてつもなく低いので華大さんかわいいと思えてうれしい。

華大さん見てるついでに飛び火して麒麟の川島さんも気になってきました。パリピ側に属してなくて頭が良い紳士に弱いんですよ〜〜〜川島さんと大吉さん雰囲気似てるよね。

 

そんなこんなで検索しまくったら、こんなの見つけてしまいました。

何この量。最高かよ!というわけで寝ずに読みます。

cakes.mu

 (追記)読みました。

4年かけてまだおたこプーがおたこ体操をするとアナウンスしたら3000人集まったところ、という遅さにびっくり(笑)。まだ東京に出るとこはおろか、自宅謹慎のパートにすら行っていません。これはどこまで続くのか、芸人のはじめをかいて終わりなのか東京に出て日の目を見るまでなのか、1年更新ないけど終わってるのかまだ続きがあるのか、などもやもやが残っております。

 

とはいえ大吉さんは1から10学ぶ人だなという性格がよく伝わってきます。ひとつの出来事に対して本当にいろいろ思うことがあるんだなー。だからここまで細かく時系列に書けるのかなと。ググったときに「レンタルビデオ屋でバイトしてる時に、ベテランスタッフでさえうまくいかない延滞料金の徴収を、巧みな話術で徴収しまくってた。それがお笑いの話術に活かされた」というエピソードを拝見しまして、嘘か本当かはさておき、どんなポジションでどんなことをしても、必ず何かを掴み取る大吉さんらしさがわかります。

この連載でも、はじまりはかなり底辺にいらした大吉さんですが、最下層のお掃除係になってさえも何かしら見出しておられます。ポジションが人をつくる、とおっしゃっていますけれど、与えられたポジションから何を得るかは完璧にその人次第なわけです。

大吉さんの才能が花開くまでには、そういう積み重ねが何層もあったのだな、と思うとこの成功はまったく不思議じゃないというか、だからこんなに愛される芸人さんなのだなと思います。

 

あと最初のころ華丸さんのがヒエラルキー上だったんだなっていうのがわかってめっちゃニヤニヤしました。その時のぶっきらぼうな華丸さんの態度の描写を読んで、今の「大吉先生をお慕い申し上げる」華丸さんをみると、もうたまらんですばい。

ともあれ、激動のお笑い業界においてお二人がこんなに活躍できてる今に乾杯!