アイシャドウまとめ


気がついたらアイシャドウがふえていたのでまとめ。
なぜこんなにコスメ魔になっているかというと、職場が変わって重圧が何倍も増したので、好きなものを買ってないとやってられないからです。おおお、耐えきれるのか私。 それにしてもラインナップがまさに「『イエベ秋』で検索して出てきた人気アイテム」です。ありがとうございました。

でもやっぱりね、人気な色ってそれなりにとてもよい色ですね。
憧れのNARSは、まだまだ研究中でつかいこなせてないのですが、今日NARSのシャドウと相性がいいマジョマジョのゴールデンと、ヴィセアヴァンのパプリカを買い足してきたのでいろいろ楽しめそうです!わくわく

しかしこうやって見てみると、似てる色ばっかりだな〜(笑)ヴィセアヴァンのマットカラーは、チークにつかってもかわいいだろうな!

さて、また一週間生き延びることを目標にがんばろう…

残像に落ちない口紅を


生まれてはじめていわゆるデパコスのカウンターを体験したのが12月。それから短い期間に何度か訪れて、いまではわりと慣れてきた。おきなわだからでしょうか。トキオの美容部員さんはやっぱり怖いのでしょうか…ちなみに、女子たちのあいだで彼女らのことをBA(=ビューティーアドバイザー)と略するらしいのだけど、いまだにババアと読んでしまう私を殴ればいいと思う

プチプラしか手に取らなかったり、あるいはまったくすっぴんで1年すごしたこともあったりした私。何かの拍子にコスメを研究対象にしたので、口コミを読みまくったり情報に流されたり躍起になったり冷静になったりしています。研究してるときってやっぱり楽しいよねえ。

プチプラとデパコスの最大の違いは、価格ゆえに購入の際の心意気の本気度でしょう。なんとはなしに買うことなんてないんですよ。プチプラ売り場のレジとちがって、デパコスはブランドごとに会計する=否が応でも専門スタッフと会話が発生するから。しかもほとんどの場合、丁寧にお試しさせてくれるだけでなく、フルメイクをやってくれちゃったりする。
実際に体験するまではその会話やメイクしてもらうことが億劫そうにみえたし、場違いだと決めつけていましたが、いまではこんな安心するシステムないよね???と思うようになりました。あと単純にメイクしてもらうの楽しい!カウンターってこんなに楽しかったんだということがわかったのが何よりの収穫です。

しかしそんな中で、いまいち納得いくのがみつからないのが、「落ちないリップ」。

なんど「リップ 落ちない」で検索したでしょうか?色黒で唇の色があんまりよくないので、鮮やかな色を塗っていたい私。でもカップにつく。飲み物飲むのが大好きなのでほんとにすぐなくなる。リップライナーを引いて、リップを塗って、ティッシュオフのちティッシュのうえからパウダーをはたけば落ちない…というティップスを見つけたけれど、リップにそこまで工程をかけなきゃいけないのは絶望でしかないよね!

口コミで色持ちの評判が特にいいのはマキアージュやコフレドール。でもなぜか、レブロンとかのプチプラは簡単に買えるのに、その辺のOL御用達ラインに手が出せないのですね。あんまりうきうきしないんだよね。不思議である。コスメってウキウキするかって要素がわりと重要だったりするよね。

そんなわけで落ちないリップジブシーだった私の目に止まったのがシュウウエムラのラックシュプリア。
あまり落ちないリップランキングなどに出てこないからぜんぜんわかんなかった。お値段もマキアージュとほぼ同じとあれば、こっちをとるにきまってるよね!とカウンターに走りました。

ピンク系とベージュ系とオレンジを試させてもらって、色の美しさに感動。
とくにベージュとオレンジはドンピシャの色だったので(やっぱ私は黄色い肌なのね…)、悩みに悩んで今回はオレンジに。
肝心の色持ちは…というと
発色の良さ以上に感動。いやこれは、感激!
飲食後もふつうに色が残っていて、涙出そうになりました。定着するのを待てば、カップに色もつきにくいし。そうそうそういうのを探していたんだよ!と興奮です。本当に探せばあるんですね!匂いが強いのも気にしない(笑)。しっかり保湿をがんばれば乾燥も許容範囲です。

デパコス、やっぱり強いな…て思わされました。強いです。闇雲にプチプラ買って悩むより、BAさんにしっかり相談して、お店でがっつり試して、本当に必要なものを買うほうが結局は安上がりなんじゃないかと思いました。ちょっと本気で感激したので、4月あたりにベージュか他の色もげっとしようと企んでいます。いやまじで、とってもいい日になったよ。


プチプラ迷走の軌跡。
ロレアルのゴールドリップとケイトのCCオイルは素晴らしいです。セザンヌ・キスミーフェルムも工夫すれば色持ちします。
やっぱりブラウンやオレンジがだいすきである。

かっこいいジェシチャ - 『女神の見えざる手』


女神の見えざる手 気持ちよかった
裏をかいてかいてかきまくって常につぎの手を考え続ける、みてるだけで疲れるエリザベス・スローン。
いつも同じメニューを胃に流し込んだり、金で性欲を処理したり、企業戦士のおっさんのようです。でもジェシカチャステインさまが演じるので気品があるし、かっこいい。なのに声はかわいい!というギャップがたまりません。早口でずーっと喋ってる。そんなチャス姉様を見てるだけで楽しい作品でした。

最後の展開はバリバリのフィクション!って感じでどんでん返しというよりは「木村拓哉がこんな役演じてそうだな…」なんてことを思ってしまったりもしたけど。

最後の切り札を考えればミス・スローンは一人でいるときにあんなに悩んで乱れる必要はなかったんじゃないか、って考えたんですけど、誰にも本心を見透かされないようにするあまり、自分も欺いちゃっているのか、はたまた、観てる観客のことも欺く気だったのかしら。

見る前は「かっこいいチャス姉様に感化されにいこう!」と意気込んでいたのだけど、見た後は「めっちゃ強くて優しい男になってエリザベススローンを抱きしめたい」って思ってました。
周りの女性陣もみんな魅力的でとっても楽しかったですよ

ミスリードの可能性

下の記事のマキューアン「未成年」について、twitterでとても深く読み込んだ感想を見つけた。読んでみたら、なんと、私ものすごく、この作品の一面のみを見てただけだったのでは???と恥ずかしくなってしまった。  

具体的にいうと「フィオナ」というバリバリ働く女性が、大人になりきれない部分を抱えつつも仕事に専念している姿に「わー、がんばれー!」と応援していただけだったのである。  

それだと少年アダムと出会うことの意味、かすれるよね。

フィオナ側の視点のみで物語が進んでいくのをそのまま読んでしまったのが敗因(笑)らしい。最後にフィオナが泣きじゃくるのは、もっと多面的に読んでいないと理由がわからないなあ。確かにわかってなかった。  

  

物語の空気というか、雰囲気というか、それがすべてとても美しくて大好きなだけに、笑えるほど間抜けな誤読をしていたことに気づいて背筋が凍ったのでありました。  

  

でもまあ、何か読んだり見たりして、「で、あれはどういうことなわけ」って検索して答えをすぐに知れちゃう時代だからこそ、誤読って逆に輝きを増すのでは? なんてね。

誤読しても小説はとても楽しかった。別に恥ずべきことではないんだろうけど、私の読解力っていつになったら育つのかしらと残念な気持ちはぬぐえません。

 

向き合うことをやめない、くらいしか、本質に近づく道はないんだよねえ。

とにかくフィオナが良い - 『未成年』

本当に久しぶりに読んだマキューアン。何度も何度も「こんなに上手かったっけ?」といい意味で困惑しっぱなしでした。60歳にきて初めて夫婦の危機を迎えた女性裁判長、家族ぐるみでエホバの証人に所属しているが故に輸血の治療を拒否する17歳の少年。ふたりの登場人物に対するマキューアンの暖かい眼差しがそこかしこに感じられて、読んでるうちに「私もマキューアンさんに見守られたい…!」なんて羨ましくなってしまった。彼の小説には、登場人物への愛がよく感じられます。

裁判所で家庭内問題をあれこれ裁くかたわらで、自分がそもそも同じような危うい状態にいる、というのを繰り返し思い出すフィオナ。子供をつくるチャンスがなかったことや、子供をひとり犠牲にするような判決を出してしまったことなど、うまくいってない時に限って目を背けていた嫌な部分をどんどん積み上げて、自信をなくしてしまう。
それでも業務にまったく支障をきたさず、冷静に仕事をこなす「デキる女」の彼女がふとした瞬間に「夫の温もり」を思い出し、喪失感に襲われる描写がとてもよかったのです。
具体的にいうと、朝、目覚ましに完全に起こされるまでに夫に包まれていたことを思い出すシーン。どんなに立派な大人でも、そういう甘えたいっていう子供のような欲をしっかりもっているのかもなあ、なんて微笑ましくなる。

実はこの作品を読んだのは、ダンケルクで主演をつとめたフィン・ホワイトヘッドがこの作品で撮った映画で17歳の少年・アダム役をやると知ったからだったりします。なので当初の目的は繊細な少年を演じるフィン君をひたすら想像する…だったのですが、フィオナがとっても素敵でかわいくて切なくて、序盤ですっかりフィオナのファンになってしまいました。キャスティングされてないのに、勝手にジェシカ・チャステイン様で想像してました(彼女が実年齢より上に見えるので…)。とてもよかったです。チャス様がバリキャリを演じる「女神の見えざる手」、ぜったい観に行きます。

という感じでフィオナの描写だけでとても楽しんでいたので、アダムがそこに加わったときの神々しさには圧倒されました。マキューアンの小説でだいすきな「贖罪」では、幼馴染2人が初めて愛を分かち合うシーンが眩しいくらいに美しいハイライトなんですけど、「未成年」ではフィオナとアダムが病室で出会うところがそれだった。キラキラしすぎでは?ってくらい完璧。そのうえ、そこで流れる音楽がアイルランド民謡でイェイツの詩がついた「サリーの庭」なのです。アイルランド民謡ほど情緒をゆさぶる音楽もそうないと思っているのに、それをアダムがバイオリンで弾くのである。そしてアダムはホワイトヘッドが演じるのである。
いろいろ面倒なことが起こったけれど、フィオナにとってアダムは救いだったと思う。夫が不在の間を支えたのはアダムだったから、戻ってくると同時にいなくなったんじゃないかな。なんて。

マキューアン先生お得意の超絶リサーチ能力と考察も堪能しました!判例の数々がみっちりしているし、エホバの証人についてもすごいし、裁判のシーンの弁護の内容から判決の引用文まで、すごい説得力でした。特にアダムの件は複雑だったから、親の権利とアダムの権利、宗教への敬意を損なわずに下したフィオナの判決にはまいった。 普通なら裁判長って遠い存在で、いつでも的確に冷静な判決が下せる仕事マンのイメージでしか出てこないけれど、ここではフィオナのあらゆる思い、後悔に寄り添っているので、その孤独さがわかるわけです。その上での判決だったので、余計にグッときました。どれだけフィオナを好きになっているのか…… 大好きな物語になりました。


それにしても「サリーの庭」映画で聴けるのが楽しみです。

意志のための死は辛いか - 『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』

第二次世界大戦中、ナチスの重要な軍需工業地帯だったチェコ。そこを統治していたラインハルト・ハイドリヒはナチスNo.3の実力者で、秘密警察の長官も務めユダヤ人虐殺計画の主な遂行者だった。イギリス政府・チェコ亡命政府の要請によりチェコ・スロバキアレジスタンスが彼の暗殺を企てる。それが映画の舞台の「エンスラポイド(類人猿)作戦」。

当時のチェコはドイツに編入された領土となっていて、ハイドリヒが統治してからは反ドイツ的な組織が次々と摘発されていったらしい。
力ずくで支配されたチェコでの生活はどんなものだっただろう。はむかうようなそぶりも見せてはいけない、息の詰まる毎日を、どんな思いで過ごしたのだろう。ナチスにまつわる映画は毎年たくさん撮られるけれど、見るたびに本当に様々な人々が様々なかたちで影響を受けているのだと気づく。

また、戦争というのは人間が「ふりきれちゃった」行為なんだなというのもわかる。日々を生きるうえで私は毎日「ふりきれない」ように注意する。キレすぎてもいけないし、わがまますぎてもいけない。周りとの関係性を持続させながら、普通の人として生きる。普通の人に共通する感覚のひとつに「死にたくない」があるとおもう。
戦争という非常事態はそれを簡単に壊す。暗殺遂行の前、ジェイミー扮するヤン・クビシュは、どうにかしてこれからしなきゃいけない任務について直面しないようにふるまう。死に怯えたり、早急に結婚の約束をしたり。 いつもその辺の恐怖感を追体験するのがほんとうにしんどい。ぶっちゃけ、暗殺遂行後に覚悟を決めて自決する時点では、みんなもう振り切れた側の人間になっているので、きっとそんなに怖くないんじゃないかと思っている。捕虜になり拷問にかけられることより、ぜったい自分で死んだ方がマシだもんね。自分で終わらせられるというのはその状況では救いなのだ。だから一番しんどいのは、恐怖がずっと続くんじゃないか?と思わされるような状況にいるときだ。覚悟を決める前の遂行者しかり、この件で拷問にかけられた協力者しかり。そして統治下で悶々としながら働くチェコ人たちも。
ナチスチェコの街を軍人で包囲したときのビジュアルがその終わらない恐怖の象徴という感じがした。

そもそも「ふりきらなきゃいけない」状況自体が恐ろしいのだけどね。

監督のショーン・エリスさんは元々ファッションフォトグラファーをしていたそうで、どこを切り取っても美しい絵画になりうるショットばかりだった。色味を極端に抑えた街並みとキリアン、ジェイミーの2人が最高にマッチしていて、ていうかこのイケメン2人を並べるのはずるい。中でもキリアンはこれまでの映画の中でも特に美しい作品だろうなあ。ダンケルクでずぶ濡れになっていたけれど、今回も水の方からキリアンに会いに来て(?)見事にずぶ濡れになっていた。水とキリアンは相思相愛である(確信)。


映画を通してキリアンとジェイミーが仲良くなったみたいで、もっともっと共演してくれーと願っていますよ

足りないのは尺か、親切度か - 『裏切りのサーカス』と『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』

映画『裏切りのサーカス』を映画専門チャンネルでいちど見たことがある。序盤が終わろうかというところで一緒に観ていた父が振り返って言った。「これの意味わかる?」
まったくわからなかった。英国が大好きだから観たのに、すごく英国満載の映画なのに、途中で離脱した。敗北の夜。

それから幾年たち、『ダンケルク』によって英国愛を呼び戻された私は、思い立ってこの映画もきちんと観ることにした。理解が及ばないのが嫌なので、今度は原作の『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』から入ったよ。原作のほうが実は興味あったので(好みドンピシャじゃない本って読み始めるタイミングとかつかみにくかったりしません?)、やっとページをめくる気になれてよかった。これも隠れたダンケルクの功績である。

原作を読むにあたっては、映画のキャストのうち顔がわかる俳優を当てはめて読んでみた。これがもう大正解で、どの人物にも背景や特徴がいっぱいあって、また一人一人に対して主人公のジョージ・スマイリーがいろんなエピソードを持っているものだから、かっちりと人物像を固めていないとこの話が誰に属してるのかを紐付けしづらいのである。おまけに敵も味方も偽名がわんさかあるしね。映画の主要キャストはとてもはまり役だと思う。マーク・ストロングが監視されてる事に気付きながら焦りもしないのを想像するとかっこよすぎるし、切れ者で組織のトップ的存在なコリン・ファースはセクシーだし、そんなコリンに見下されるベネディクト・カンバーバッチさんは絵が完璧。極め付けは神経尖らせて敵意むき出しのトム・ハーディ! そしてどのページにもゲイリー・オールドマンがいるので、脳内が豪華でした。トビー・ジョーンズは顔だけで説得力あるからずるい。

文庫本で530p超え。証拠をつかむために資料を読み漁り、それを補う回想を重ね、そして当事者たちの話を聞いて裏付けする、そのながーいながーい道のりを経たあとにはすんばらしい読後感がありました。真実を突き止めるスマイリーも、嘘をつき続けるもぐらも、愛のこととなると小さなほころびが出てくる。ソ連側の情報部の黒幕「カーラ」とスマイリー、もぐら、そしてもぐらの正体を隠すため犠牲になったジム・プリドーの証言と思い出が絡み合って、もぐらの正体が見えてくる。その過程に省略がなく、ひらめきだけで進むわけでもなく、じっくりとスマイリーの理性が働く様子がかかれているので、読んでいるだけでこっちの頭もめまぐるしく動いているようでした。
そうやってスマイリーの推理に一緒に付き合い続けているので、終盤に身を隠しながら教師をやってるプリドーを、スマイリーが訪ねるシーンは感動しっぱなしでした。長く寄り添った分だけじわじわくるものも大きくなりますね。

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というふうに楽しく原作を読み終えたので、いざ映画リベンジである。
映画の内容をまったく覚えてないとばかり思っていたけれど、トムハがソ連の女性をみつけるシーンと腸が出てるシーンは覚えていた。印象的な絵がたくさんありますよね。サーカスのトップが集まるコンテナみたいなお部屋もかっこいい。

とはいえやっぱりわかりにくかった!1シーンごとに割いてる時間があまりにも少ないのが原因かな。シーンが変わったと思ったらすぐ次のシーンに移って、「あとは行間読んでね!」ていわんばかりの場面が所々あって、「????」が積み重なって果てはつまんない、と感じてしまいます。しかもその激しい移り変わりは序盤にまとまって出てくるのだ。どうりで出鼻をくじかれたわけだな…と思いました。
プリドーが撃たれたあと隠れてこっそり教師やってるよ、なんて、あれだけで理解できるひといるかな?
回想シーンに切り替わる時も、今は回想してるのねって観ていてわかんないのでさっきの続きなのかなって勘違いしたまま進んでしまうのだ。

こんなかんじの不親切な映画、ほかにもある。ハリーポッターシリーズである。
どちらも本を読んでいないと「今あの場面のシーンだな」ってわからないのである。原作のエピソードをきちんと盛り込むために映像はさみました、っていう感じがしちゃうのだ。
どちらにも共通しているのは原作が長編だ、ということで、もしかしたら映画というフォーマットの尺に無理があるのかもしれない。ティンカー、テイラーは連ドラ版もあるみたいで、その方がひとつのエピソードに時間を割けるから、より丁寧に映像化できているのではと推測します。

なんてグチグチしてしまうくらい、もったいないのである!最後もぐらが判明するシーンが「うん、へぇ、そうか」くらいのインパクトしかないのですよ。もっともっと相手の手強さとかポジションとかを裏付けるシーンがないと、カッコつけに説得力がないのよね。俳優の本格っぽい雰囲気だけで最後までかけぬけた感じでした。カンバーバッチさんの役は感情的すぎるよなあ。諜報部ってもっと冷静じゃないとダメじゃないのか?

というわけで、本を読まずにいるとわからないが読んでから観るともったいなさが凄まじくじれったい、という検証結果でした。しかし、もし映画がちがったかたちで出ていたらそれに満足して原作読まなかったかもしれないので(現に白鯨がそんな感じ…)、読むきっかけをありがとうという気持ちです。どっぷり浸れてよかった〜


珍しくロン毛のトムハらくがき!